2026-05-012026-05-02
舞台『gift』染谷俊之・和田琢磨インタビュー。お互いの新たな“ギフト”と、生の舞台だからこその熱量
ドラマ『Solliev0』から続く世界線を描き、先の読めない展開で注目されている舞台『gift』。本作で再び夏目と秋葉を演じる、染谷俊之さんと和田琢磨さんにインタビューを実施しました。
ドラマからの続投となり、すでに完成されたチームワークで作品に挑むお二人。劇中で描かれるハードなアクションやシリアスな世界観とは裏腹に、取材中はお互いのことを「ブレない」「気が合う」と笑顔で語り合い、終始笑いの絶えない和やかな雰囲気がとても印象的でした。
舞台ならではの表現や見どころ、気の置けない間柄だからこそ見せるオフの顔や、息の合った掛け合いまで、お二人の魅力がたっぷり詰まった対談をお届けします。

ドラマ放送時の周囲からの反響や、今回舞台として再び秋葉と夏目を演じる今の心境をお聞かせください。
染谷:ありがたいことに、ご視聴いただきました皆様からとっても「楽しかった」というお声をいただきまして。ドラマのパッケージイベントや先行上映会にご来場いただきました方々にお会いさせていただいたんですけど、その時の反応など、皆さんすごく楽しみにしてくださって。それがまた引き続き、舞台で演じられるのがとっても嬉しいなって思います。もう贅沢だなっていう気持ちです。ぜひ生で楽しんでいただきたいと思っています。
和田:同じくなんですけども、ドラマと舞台で一つの作品を作れるって本当に限られていることなので、その作品にこうやって二度もチャレンジさせてもらえる環境に、まず感謝しています。お客様が楽しんでくださらないとどうにもならないことなので。それは作り手の一人として、嬉しく思っております。ありがとうございます。
――『Solliev0』のドラマを1話から順番に見てから、舞台で拝見した時に、本当にゲネプロから熱量がすごくて。「すごい。これで終わるのがもったいない」と思っていたものが、こうやって今回『gift』に繋がってまた見られることを、一視聴者としてとても楽しみにしております。
染谷・和田:ありがとうございます。

『gift』の大きな要素である「超能力」ですが、舞台という生の空間ではどのように表現・演出されるのか楽しみです。お二人が苦労しそうだなと思う点や、逆に「舞台だからこそ映える」と感じる見どころがあれば教えてください。
和田:アクションがどうやら多そうと予想をしていますので。そういう意味では、見ている方が飽きずに楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。
染谷:そうですね、本当アクションが多いだろうなって思っています。そやっぱりバチバチにアクションがあっても変ではないタイトルなので。今回は刑事モノということもありますし、『gift』という超能力もあるので、すごく舞台的には映えるんじゃないかなって思っています。
『gift』の表現を映像だと、CGで炎を見せたり、ちょっと照明を変えて……と、橋本さんが演出していましたが、舞台だと、生で見ていて派手に見えるんじゃないかなって思うので、舞台でどういう演出になるのか、まだ全然想像がついていませんがすごく楽しみです。
和田:この超能力でバッチバチに戦うような描写は、どうやらなさそうだなっていう感じがしています。
――そこは、きっとアクションで補われる感じですかね?体力的には大変だと思いますが……。
和田:椎名(鯛造)さんというアクションバリバリの方がいらっしゃるので、活躍に期待ですね!椎名さん演じる「遠野亮」も謎も多いキャラクターでもあるので、そのあたりも楽しみです。
『Solliev0』から続く世界線の中で、秋葉と夏目というキャラクターが歩んできた時間も長くなってきたかと思います。物語が進む中で、お二人が演じるキャラクター同士の『関係性』や『距離感』に、何か変化や深化は感じていらっしゃいますか?
染谷:キャラクターで言うと、最初は不思議な出会い方をして、同じ職場になって、最初は別に仕事仲間くらいだったと思うんですけど、でもお互い大変な「giftを持っていて。お互い実生活に影響が出るようなgiftを持っていますが、秋葉のgiftは夏目には効かない、っていうことで、giftを持っている人の悩みなんてそんなにいないし、。二人は「仕事仲間」から「パートナー」というか「相棒」的な感じに変わっていったのかなって思います。でもだからと言って別にお互い依存もしていないですし。
和田:「コンビ」って感じじゃない。
染谷:そうだね。「相方」とかじゃないしね、「相棒」。言葉で表せないような。
――今まで意外となかった関係性だったりするんですかね。
染谷:そう……。別に兄弟だったらまたね、血の繋がりや縁があるけど。血も繋がっていないですし、目標が一緒な「仲間」。
和田:秋葉と夏目というのは、前回の『Solliev0』だと、冬真と春陽は言ってみればお互いずっと向き合っているような状態だったのが、秋葉と夏目は、見る方向が最初は一緒なんだけど、だんだん、見る目線の高さが変わってくるというか。『Solliev0』の時は向き合っていたものが、今回の『gift』では割と同じ方向を向いているんだけど、高さが上がったり下がったり、視野が広がったり狭まったりっていう……。抽象的な言葉で言うと難しいんですけど、そういう関係性の違いかなと思います。
――確かに。『Solliev0』の時はずっとお二人が向き合っているっていう世界線だったのが、今度は目的が向こうにあって、それに二人が歩いて行っているっていうのは感じました。全然関係が違ってまた面白かったなっていうのがドラマを見て思ったところなので、舞台でどうなるかも楽しみにしています。

前回のインタビューで、ご自身の武器(ギフト)について、染谷さんは「足の裏がツルツル」、和田さんは「洗濯の残り時間20分がわかる体内時計」と大変ユニークな回答をいただきました。その後の撮影を通じて、お互いの新たな「gift(才能や意外な一面)」を発見したエピソードはありますか?
和田:そんなこと言っていましたっけ?
染谷:お互いの新たなgiftですか。
和田:会うの久しぶりだもんね。いつぶりだろう?この前のドラマのパッケージイベント以来か。このドラマを撮ったのが去年の6月。はや1年。ドラマの撮影の時も久しぶりみたいな感じだった気がするけど。
染谷:割とそうだったかもしれないですね。琢磨くんのgiftは「人当たりの良さ」。いいですよね、人当たり。人ってどちらかというと年上が得意、年下が得意ってあると思うんですけど、琢磨くんはあんまりないですよね。上も下も行けますもんね。
和田:全方位いける(笑)。
染谷:giftだと思う。
和田:第一印象がめっちゃ良くて、そこからあと落ちていく(笑)。
染谷:そんなことないですよ。第一印象いいですよね。
和田:すごい営業マン向き。
染谷:これは彼の素敵なgiftだなって思っています。
和田:染ちゃんは、どこの現場で会っても「ブレがない」。安心しますよね。メンタル的なところとかも。急に不機嫌になるとか、落ち込んでいるとか、そういうのがないので。本人の中ではもちろん、多少の波がもしかしてあるかもしれないけど、それを感じさせないっていうのは、長く活動している人の中でも、稀な存在かなっていう。
染谷:ほお。
和田:だってみんな、「え、どうした?」ってなること、あるじゃない?
染谷:「前の現場は良かったのに、この現場では……」みたいなの、ありますよね。
和田:この方は本当にいつも同じ姿勢で、お仕事に取り組んでいらっしゃるから。そういう「安定感」みたいなのは、すごいなと改めて思います。
――和田さんご自身は、浮き沈みはあるんですか?
染谷:ないですよ、琢磨くんは。
――お二人とも、考え方や取り組み方も似ているのかもしれないですね。プロフェッショナルなのかもしれない。
和田:不安定さはないと思います。
――素敵なことですね。人間関係で「これ嫌だな」みたいなことがあった時とかも、あんまりそういうのは出さない感じですか?
和田:出さないですよ(笑)。
染谷:冗談で言ったりとかはありますけど。
和田:でもやっぱそういう、ボーダーラインがお互い近いので。僕が「これ嫌だったな」と思ったら、結構二人だけでそういう話をしたりとか。
染谷:女子高生みたいに「聞いて、聞いて!」って。
染谷:そこで話し始めた方に対して「え、そうかな?」って思うこと、あんまりないですよね、お互い。
和田:ほぼない。
――本当に気が合うんですね、お二人とも。
染谷:気が合う。
和田:珍しいと思います。確かに、あんまりいないな。みんながみんな合わないわけではないですけど、ここまで一緒なのは。
――今回も新たな発見をいただきました!女子高生みたいなトークができるのは、お二人だけかもしれない。
和田:絶対見せられない(笑)。
染谷:流したらおもしろいかも(笑)。

最後に、劇場で『gift』の結末を見届けようと楽しみにしているファンの皆様へ、メッセージをお願いします。
染谷:ドラマから引き続き、『gift』の応援をよろしくお願いします。台本の大ラフを読みましたが、先の読めない展開がすごく面白いなと思っています。作品的にもやっぱり人が亡くなるっていう描写をすることが舞台は多いじゃないですか、ドラマも。なので、誰が生き残るのか、全員生き残る可能性もありますし。はたまたみんな死んじゃう可能性もありますし。ハラハラしながら、この結末をぜひ劇場で生で、見届けていただけたらと思います。
和田:今回はドラマから舞台に、みんな引き続きのキャストが出演するので、個々の役作りしかり、お互いの関係性しかり、すごく高い状態からのスタートになります。そういった優位を活かして、もっともっと高いところを目指して、作り上げていける環境なので、熱量が皆さんに伝わればいいなと思っていますし、そういう作品にしたいなと思っています。楽しみに待っていただけたらなと思います。
「誰が生き残るのか」というヒリヒリとした舞台『gift』の展開とは対照的に、インタビューはお互いへの深いリスペクトと安心感が伝わってくる、とても穏やかで温かい時間となりました。「言葉で表せない相棒」へと変化していく秋葉と夏目の関係性、そして生の舞台だからこそ味わえる大迫力のアクションと熱量を、ぜひ劇場で見届けてください!



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公演概要
舞台『gift』
CAST
夏目 奏:染谷 俊之 秋葉 浩太:和田 琢磨
佐久間 裕典:谷口 賢志
筧 有起哉:手島 章斗
メグミ:横田 龍儀
布施 未尋:小西 成弥
椎橋 壮馬:前嶋 曜
遠野 亮:椎名 鯛造
柚原 隼人:廣野 凌大
夏目 卓:藤田 玲
STAFF
主催・企画原案:「gift」製作委員会
脚本・演出:山崎 彬
舞台監督:中村 貴彦
演出助手:藤嶋 恵
照明:加藤 直子
音響:佐藤 こうじ
映像:森 すみれ
舞台美術:竹邊 奈津子
衣装スタイリング:網野 正和
アクション監督:加藤 学
制作:アズプロジェクト・MinyMixCreati部
協力:モストプランニング
SCHEDULE
2026年7月17日(金)~ 7月27日(月)
全16公演
品川プリンスホテル ステラボール
〒108-8611
東京都港区高輪4-10-30
新幹線/JR山手線/東海道線/横須賀線/京浜東北線/京急線 品川駅高輪口より徒歩5分
TICKET ※全席指定
▼チケット種類
S席:13,000円(税込)
A席:11,000円(税込)
A席2階席:11,000円(税込)
▼チケット販売スケジュール
・HP先行
受付期間 4月27日(月)18:00 ~5月17日(日)23:59
当落発表 5月20日(月)
入金期間 5月20日(水)当落発表後~5月31日(火)21:00
https://eplus.jp/gift
・一般販売
6月12日(土)10:00~
https://eplus.jp/gift
※一般販売は先着順になります。

